ニュージーランドについて

はるか昔、8世紀ごろにマオリ族の青年クペがこの地を発見し、住み始めたと言われているニュージーランド。 
原生林に覆われ、外敵がおらず食べ物も豊富な島は、飛ぶことを忘れて地上で暮らす鳥たちの楽園でした。 
マオリ族はこの地を『AOTEAROA(アオテアロア)「白く長い雲のたなびく地」呼びました。当時彼らにとって希望の地だったことでしょう 

それから千年以上の月日が流れ、先住民マオリ族の文化、1800年代に入植しはじめたイギリス人の持ち込んだ文化の色を残しつつ多民族国家と成長し続けてきたニュージーランド。 

さて、どんな国なのでしょうか。 

歴史

無人島だった島に東ポリネシア系のマオリ族がやってきて定住し始めたのが8世紀ごろ。その後、1642年にオランダ人のエイベル・タスマンに発見されましたが、上陸することはありませんでした。ヨーロッパ人の入植のきっかけとなったのは、1769年にイギリス人探検家ジェームス・クックが上陸を果たしたことです。18世紀後半ごろから移民が増えていき、1840年にイギリス政府と複数のマオリ部族との間で「ワイタンギ条約」が結ばれ、正式にイギリス領ニュージーランドとして建国する運びとなりました。1907年にはイギリス連邦内の自治領となり、事実上独立しました。独立前後から様々な分野で画期的な変革を行っているニュージーランドでは、1893年には女性の参政権が認められ、1898年には世界で初めてとなる年金制度の原型が作られ、1997年にはニュージーランド初の女性首相ジェニー・シップリー氏も誕生しました。現在でも世界各国と良好な関係を結び、貿易、経済面でも益々発展しています。 

国土

日本同様島国で、メインの北島、南島及び大小の島々で成り立っています。 

面積は約27万㎢。日本の70%ほどで、イメージとしては北海道と四国を除いたくらいの大きさです 

首都

ウェリントン 

北島の一番南にある、海沿いの街です。 

ビーハイブ(ハチの巣)の愛称で親しまれている国会議事堂(閣僚執務棟)ももちろんウェリントンにあります。 

人口・人口密度

人口は約470万人(2016年) 

人口密度は約17人/㎢(2016年) 

日本の人口密度は約340人/㎢なので、ニュージーランドがいかにゆったりしているかがお分かりいただけるかと思います。 

ただ、人口のほとんどは大都市の多い北島に集中しており、なかでもニュージーランド最大都市のオークランドの人口は衛星都市も含めると約150万人。必然的に人口密度も高くなります。 

一方、南島最大都市のクライストチャーチは約40万人なので、その差はとても大きいです。 

気候

南半球のため、日本とは四季が逆で9月~11月が春、12月~2月が夏3月~5月が秋、6月~8月が冬となります。 

また、北の端から南の端まで約2000キロメートルと縦に細長くなっています。そのため、北島、南島で大きく気候が違ってきます。北島は比較的温暖、南に近づくほど南極に近くなることもあり比較的寒冷です。 

ただ、どの地域にいたとしても一日の寒暖の差は激しく、急に雨が降り出すこともあるので薄手のジャケット等を準備しておくと便利です。紫外線が大変強いので、日焼け対策も重要になります 

言語

公用語は英語、マオリ語、ニュージーランド手話の3つです。 

日常生活は英語ですが、マオリ語週間、手話週間を設け、認知度を高め、学校やコミュニティで積極的に使えるよう国全体として努力しています。 

国歌もマオリ語バージョン『AOTEAROA(アオテアロア)』と英語バージョン『God Defend New Zealand(神よニュージーランドを守り給へ)』の両方があり、公式の場では両方のバージョンが歌われます。 

通貨

ニュージーランドで流通しているのはニュージーランドドル(NZ$)です。 

硬貨は、10¢、20¢、50¢、$1、$2の5種類、紙幣は$5、$10、$20、$50、$100の5種類となっています 

2006年に5¢コインが廃止されたため、現金で支払う場合は10¢が最小単位になります。ただし、カードで支払う場合は額面通りです 

例えば$9.59の物を買った場合、現金だと$9.60、カードだとそのまま$9.59になります。 

ちなみに、現金の場合1桁の部分が切り捨てになるのか切り上げになるのかは「五捨六入(5¢までを切り捨て、6¢以上を切り上げる)」を使うのが一般的なようです。 

時差

日本との時差は通常3時間ですが、ニュージーランドではサマータイムが導入されているので、その期間は時差が4時間になります。 

サマータイムへの切り替えのタイミングは、毎年9月の最終日曜日と翌年4月の第一日曜日で、期間としては約7カ月間に渡ります 

2007年までは毎年10月の第一日曜日と翌年3月の第三日曜日だったのですが、「少しでも長く夏を味わいたい」という国民の願いから、今の期間へと延長になりました。 


2017年の祝祭日

1月1日(日)  新年 

1月2日(月)  新年翌日 

1月3日(火)  新年が日曜日だったための振り替え (注1:毎年あるわけではない) 

2月6日(月)  ワイタンギデー 

4月14日(金)   グッドフライデー※ 

4月16日(日)   イースター※ 

4月17日(月)   イースターマンデー※ 

4月25日(火)   アンザックデー 

6月5日(月)  女王誕生日※ 

10月23日(月) レイバーデー※ 

11月17日(金) カンタベリーアニバーサリーデー (注2:カンタベリー地方のみの祝日) 

12月25日(月) クリスマス 

12月26日(火) ボクシングデー 

 

※の祝日はその年によって日付が変わります。 

 

注1補足)ニュージーランドでは、2017年1月3日のように、祝日(この場合1月1日)と日曜日が重なった場合、その次の平日が休日になる場合があります。

 

注2補足)カンタベリーアニバーサリーデーのように、その地方だけがお休みになる日が各地にありますので、自分の住んでいる地域はいつにあたっているのか毎年確認すると良いでしょう。例えば、2017年は1月30日(月)がオークランドとネルソン、3月20日(月)がオタゴ地方、4月18日(火)がサウスランド、9月25日(月)がサウスカンタベリー、10月20日(金)がホークスベイ、10月30日(月)がマルボロ、11月17日(金)がカンタベリー、11月27日(月)がチャタムアイランド、12月4日(月)がウエストランドとなっています。 

 

また、教育機関によってはイースターマンデーの次の日をイースターチューズデー(2017年は4月18日)と称し、休みにする場合もあります。 


南島主要6都市・地域紹介

ニュージーランドの南島では、壮大な大自然を身近に満喫していただくことができます。 

 

ニュージーランド南島の大自然に育まれる、アザラシ、ペンギン、クジラ、野鳥などの野生動物。爽やかな風と太陽の光をたっぷり浴びたぶどうで作られたワイン。フィヨルド、湖、ニュージーランド最高峰の山、などの絶景。大自然の地形を最大限に利用したアクティビティも、アクティビティ天国ならではの魅力。大自然の中で育てられている放牧羊の風景は正に、ニュージーランド!バラエティあふれる景観がなあなたの目の前に広がります。 

クライストチャーチ

南島中央部に位置し、広大に広がるカンタベリー平野の東海岸側にある南島で最大の都市。ゴシック建物、きれいな庭が広がる街並みには、オシャレなカフェやレストランがあり、英国の雰囲気も堪能できます。別名ガーデンシティーと呼ばれるほど、市民はガーデニングを楽しみ、公共の場のみならず、個人の庭も花と緑にあふれ、とても美しいです。2011年大地震で甚大な被害を受けたクライストチャーチは、洗練された近代的な建物も増え、力強く復興に向けた、新たなクライストチャーチの雰囲気を堪能していただけます。 

ネルソン

南島北部にあるネルソンの別名は「サニー・ネルソン」。温暖な気候と晴天率が高いこともあり、ぶどう栽培が盛んで、3大ワイン製造地の一つ。多くの芸術家もこの地を好み、アートの街としても有名です。 

ウェストコースト

南島西部に位置するウェストコーストは、美しく、手付かずの自然が多く残る地域の一つです。山脈、森と湿地帯には木生シダが生い茂り、綺麗な水の河川、氷河、海岸線など、大自然の宝庫です。 

クイーンズタウン

南島南部内陸にあります。ワカティプ湖畔に面し、周囲の山々に囲まれ、“女王が住むのにふさわしい町” クィーンズタウンと名付けられるほど美しい街。世界屈指のリゾート地でもあり、世界遺産であるフィヨルド「ミルフォード サウンド」への拠点となる街でもあります。また、バンジージャンプ、ラフティング、ジェットボート、スカイダイビング、ゴンドラなど、アクティビティの宝庫としても知られています。 

マールボロ

南島北東部に位置するマールボロ地方。日照時間が長く爽やかな風の中、広大なブドウ畑で良質なぶどうを栽培するのに最適なこの地方は、ニュージーランド内有数のワインの産地。世界的にも有名なソーヴィニヨン・ブラン三大産地でもあります。 

ダニーデン

南島南東部オタゴ地方のダニーデンは、南島で2番目の大きい都市。南のエジンバラとも呼ばれるほど、スコットランド建造物が並ぶ歴史を感じることができる街並み、ニュージーランド最大の学生の街としても知られています。 


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